歯科口腔外科

歯科口腔外科とは

歯科口腔外科は、歯自体のみならず、歯茎や顎関節等といったお口の中全体を対象とした外科的治療を行なう専門の診療科です。
歯科口腔外科では口腔がん等も対象となりますが、地域のかかりつけ歯科医院の歯科口腔外科では主にインプラントや親知らずの抜歯、顎関節症治療などが対象になります。

歯科口腔外科では次のようなお悩みを解決します

親知らずとは

親知らずとは奥歯の一番奥に生える永久歯のことを指します。
別名では智歯（ちし）とも呼ばれます。
多くのケースで真っ直ぐに生えることは珍しく、少しだけ歯ぐきから出ていたり、横向きに生えてきたりします。
歯ぐきの中に埋まっているケースも少なくありません。
上記のようなケースでは、周囲の歯や歯茎に悪影響を与えてしまうので、抜歯を検討します。
なお、親知らずがキレイに生えていて噛み合わせにも問題がない場合は、無理に抜く必要はありません。

顎関節症とは

顎関節症は、顎の関節を動かしたときに痛みが生じたり、口を開け閉めするときに関節部に異音や違和感を覚える疾患群です。
比較的若い年齢の女性によく発症しますが、男女問わず、幅広い年齢の方が顎関節症で悩んでいるといわれています。
歯科口腔外科で適切な治療を受けることにより、快方に向かうことも多いので、まずは歯科医院を受診すると良いでしょう。